日吉大社・西教寺 <大津市 坂本>

大津市

地図

 

2025年紅葉狩りは滋賀県大津市の坂本へ。

京阪坂本比叡山口

10:25

日吉大社参道

11月末ですが、まだ綺麗な紅葉が残っていました。

ランチ

鶴喜そば

開店前から並んで、開店と同時に入店しました。

先週の勤労感謝の日の3連休程ではないでしょうが、既に沢山来られています。

11:00

大津市坂本4-11-4

坂本比叡山口駅から徒歩1分

営業時間 11:00〜16:00

定休日 月曜日・火曜日・第3金曜日

 

離れとの間にあるお庭も美しかったです。

メニューも豊富で温かいお蕎麦とも悩みました。

むすびそば¥1,860

しかし、今回はこちらに。

天ぷら、湯葉、おろしの3種類を味わえました。

日吉大社

古くから霊山として、崇められてきた八王子山の巨石。

時代によって御祭神も入れ替わったようですが、今も多くの人々に信仰されています。

12:00

神域は13万坪あるそうで、かなり広大です。

入園協賛料¥500

創建

約2100年前の第10代崇神天皇7年に創祀されました。

全国3800社余の分霊社(日吉・日枝・山王神社)の総本宮です。

西本宮

御祭神

大己貴神(おおなむちのかみ)=大国主神の別名

須佐之男命の6世孫

天智天皇の御代に奈良から大津に遷都された際に奈良の三輪山から御神霊をお迎えし、国家鎮護の神として祀られました。

御朱印

山王鳥居(合掌鳥居)

神仏習合の信仰を表す独特の形です。

平安京遷都に際し、京都の表鬼門(北東)にあたることから、都の魔除け・災難除けを祈る社になりました。

また、伝教大師・最澄が比叡山延暦寺を開山するにあたり、天台宗の護法神ともなりました。

西本宮楼門 (重要文化財)

「棟持ち猿」

軒下の4隅にお猿さんが屋根を支えて、楼門を守っています。

神猿(まさる)

神様のお使いで「神猿」と呼ばれ、「魔が去る」・「勝る」として縁起が良いものとされてきました。

この日は本物のお猿さんが演技も披露していました。

しかし、日吉大社の元々の祭神はサル神で大行事権現とも言われています。

大行事権現は大山咋神の父の大歳神で猿面の神様とのことです。

西本宮本殿(国宝)

現在の社殿は天正14年(1586年)建てられました。

日吉造

床下にはかつて仏事を営んだ「下殿」と呼ばれる部屋があります。

宇佐宮(うさぐう)

御祭神

田心姫神(たごりひめのかみ)[旧称 聖真子 しょうしんし ]・西本宮の御祭神 大己貴神の妃神

=大分県の宇佐八幡宮の御祭神 比売大神と同一神とされます。

白山宮

本殿

御祭神

菊理姫神(くくりひめのかみ)[旧称 客人]

霊山信仰の聖地、霊峰白山の神様。

イザナギが黄泉の国で変わり果てた姿のイザナミを見てしまって逃げ帰り、イザナミと喧嘩になった際に仲を取り持った神様です。

日吉大社 摂社 白山姫神社拝殿

スタンプラリー

今回の目的のひとつ、比叡山摩訶不思議伝説ウォーク 2025、4/19〜12/7

⑨神猿(まさる)

延暦寺の僧兵が三井寺の戒壇院建立反対を朝廷に訴えるため、神輿を取りに行こうとした。

すると、それを止めさせるため、9匹の大猿が現れ僧兵の松明を奪ってしまった。

この話は延暦寺の公式記録「天台座主記」にも記されているそうです。

ケーブル坂本駅

前回、比叡山で集めていたスタンプがあと1つで、クリアファイルとポストカードまでもらえるので、今回期限内に日吉大社で9個目になり、景品を頂きました。

日吉三橋 重要文化財

大宮橋・走井橋・二宮橋の3つの橋があります。

東本宮

13:00

御祭神

大山咋神(おおやまくいのかみ)

祖父・素戔嗚尊、父・大歳神(饒速日命)

比叡山の山の神です。

樹下宮

御祭神

鴨玉依姫神

神武東征を先導した、賀茂建角身命(かもたけつぬみののみこと)の娘

大山咋神の妻

東本宮本殿

おみくじ

まさる様のおみくじを引きました。大吉でした!

八王子山

山王鳥居の右上の山頂に見えているのが奥宮です。

東本宮から約30分程山道を登ると、奥宮に金大巌(こがねのおおいわ)(高さ10mの磐座)・牛尾宮・三宮があります。

しかし、近年が大津でも、目撃されていて、今回は断念しました。

2年前に訪れた時は全く気にせず登りましたが、その頃から居たのかもしれません。

日吉大社・日吉東照宮・慈眼堂 

その分日吉大社から片道徒歩30分の西教寺を訪れました。

日吉大社から真っ直ぐ、緩やかな登り坂です。

穴太積みの石垣や紅葉を眺めて散策していると、わりとすぐに感じました。

天台真盛宗総本山 西教寺

14:30

正式には戒光山兼法勝西教寺といい、全国に末寺約450をもつ天台真盛宗の総本山です。

法勝寺

院政期に白河天皇により京都岡崎に建立。

壮麗な大伽藍でしたが、火災で衰退し、天正18年(1590年)西教寺に併合されました。

その際多くの寺宝も西教寺に移されました。

参道

桜・青紅葉・雪景色と四季を通じて美しい寺院です。

参道の両脇には塔頭が立ち並んでいます。

総門

天正年間に坂本城主・明智光秀が坂本城門を移築したといわれています。

創建

飛鳥時代 推古天皇26年(618年)聖徳太子により創建

平安時代 10世紀半ば〜後半

慈恵大師良源が入寺。

恵心僧都源信が念仏三昧を行い、念仏道場としました。

室町時代 真盛上人により再興

1571年織田信長の比叡山焼き討ちにより西教寺も全焼

その後、明智光秀により復興

スタンプラリー

⑩上人の手向の猿(ましら)

一揆により日吉大社が消失したのは、西教寺の真盛上人の教えを聴きにきた人々のせいだと噂が流れました。

これを聞いた山門の僧兵たちが真盛上人を追い出そうと押しかけたが、寺に人影はなく、1匹の猿が本堂で念仏を唱えて鉦を叩いていました。

猿までが深く信仰している姿に僧兵達は静かに立ち去りました。

 

あと2つでコンプリートできますが、ここで断念しました。

御朱印

 

真盛上人

宗祖・真盛上人(1443年〜1495年)は紀貫之の末裔で伊勢の国で生まれました。

幼名・宝珠丸。14歳で出家し、19歳で比叡山に登り、20年間山に籠りその後も修行と布教に努めました。

教学総合センター

 

この門の奥に宿坊や研修道場などがあります。

勅使門

唐門

 

明智一族の墓

愛妻家で側室を持たなかった明智光秀。

本能寺の変の前に亡くなった妻・煕子の墓もこちらにあります。

本堂(重要文化財)

江戸時代、紀州徳川家の寄進により再建されました。

御本尊は丈六の阿弥陀如来(重文)です。

 大本坊

枯山水庭園が美しく、こちら以外にも庭園があります。本堂の裏側を登ると真盛上人の本廟もあり、全体をゆっくり参拝すると2時間位かかります。

客殿(重要文化財)

伏見城の遺構が移築されていて、「桃山御殿」とも呼ばれています。

襖絵は狩野永徳筆で、見応えがあります。

Netflix制作の「イクサガミ」の撮影がこの客殿と渡り廊下でされたそうです。

夕食

17:00

大津京駅を利用する際にはこの所いつもこのお店です。

酒菜わをん

大津市桜野町二丁目5-8ボナーる由建

大津京駅から徒歩2分

営業時間 11:030〜14:00/17:00~22:30

定休日 火曜日

お通し

お造り5種盛り

今回は4人なので、いつもより沢山の種類を注文できました。

刻んだ長芋と卵黄を混ぜて、焼いたほうれん草に掛けます。

シンプルですが、美味しいです。

卵雑炊

ビールにも日本酒にも合うお料理でこの日も締めました。

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