大阪堺市・百舌鳥古墳群 仁徳天皇陵など

大阪

地図

 

2019年7月に世界遺産の登録された「百舌鳥・古市古墳群」の内、百舌鳥古墳群を巡ってきました。

9:05 大阪駅 関空快速・関西空港行1番線

9:46 堺市駅 JR阪和線・鳳行2番線

9:51 上野芝駅

晴天で10月末とは思えない暑さでした。

おやつ

今回は大人の遠足というテーマなのか友人二人からおやつを貰いました。

プラス、土偶・埴輪・古墳のマグネットまで。

気分も上がってきます。

早速、飴を頬張り出発しました。

古墳時代

3世紀〜7世紀 約350年

弥生時代(BC300年〜A.D250年)と飛鳥時代(592年〜710年)の間

 

※(  )内の数字は日本書紀の在位期間を西暦になおしたものです。

東アジアの状況

中国

三国時代   220〜263年     239年邪馬台国の卑弥呼が魏に使者を送る

      265〜404年     266年邪馬台国の台与が西晋に使者を送る

五胡十六国  301〜436年

南北朝    386〜589年    南朝(宗・斉・梁・陳)、北朝(北魏・東魏・西魏・北周・北斉)、隋

「倭の五王」が宋王朝に朝貢を行った

倭の五王=応神天皇・仁徳天皇・履中天皇・反正天皇・允恭天皇・安康天皇・日本武尊・仲哀天皇・雄略天皇の中の誰かではないかと目されていますが、不明です。

朝鮮半島

新羅建国   356年

広開土王碑  414年に高句麗の第19代・好太王の業績を讃えるために作成されました。

4世紀後半に倭が朝鮮半島に進出し、新羅や百済を臣従させ、高句麗と激しく戦ったと解釈される内容が記載されています。

履中天皇(第17代)陵古墳

住宅街に点在する古墳群をのんびり散策しました。

10:05

とにかく、どの古墳も巨大過ぎて、全体像を写真におさめられません。

上石津ミサンザイ古墳

前方後円墳・墳丘長約365m、全国第3位の大きさです。

時代 5世紀前半

堺歴史まちめぐり

あちこちにわかりやすい、説明書きや地図がありました。

小さめの古墳も多数ありますが、今回は主なもののみ巡りました。

いたすけ古墳

前方後円墳・墳丘長約146m、百舌鳥古墳群では八番目の大きさです。

時代 5世紀前半

百舌鳥古墳群のはぼ中央に位置しています。

御廟山古墳

前方後円墳・墳丘長約203m、百舌鳥古墳群では四番目の大きさです。

第15代応神天皇、陵墓参考地

時代 5世紀前半

ちょっと出っぱっているところで、祭祀が行われたそうです。

高林家住宅 国指定重要文化財

和泉国にあった徳川御三家のひとつ清水家領地33ヶ村の内11ヶ村の「大庄屋」でした。

古墳だけでなく、堺の繁栄が伺える史跡も随所にあります。

百舌鳥八幡宮

11:05

御祭神

  第15代・応神天皇

配祀 神功皇后(仲哀天皇・皇后)

  第14代・仲哀天皇

  住吉大神

  春日大神

由緒

神功皇后が三韓征伐の帰途にこの地に心を留められ、万代まで天下泰平の誓願をたてられたそうです。

第29代・欽明天皇の時代に八幡神の神託を受けて、ここに祠を設け祭祀を行ったのが始まりで、この地を万代(もず)と称したと伝えられています。

拝殿

現在の拝殿と本殿は江戸中期に再建されたものです。

樹齢約800年くすの木です。

御朱印

御朱印帳

古墳柄の御朱印帳が色々販売されていて可愛かったです。

ランチ

11:30

寛屋 KANYA 堺百舌鳥店

堺市北区百舌鳥西之町3丁527

TEL 072-250-0340

営業時間 11:00〜15:00/17:00〜22:00(L.O21:30)

少し早めに入店したので、日替わりランチを食べることができました。

左の小鉢は半熟卵が入ったハムカツです。

数量限定なので、残りはあと1食という事でした。

熱々の鉄板にソースを掛けると凄い脂はねで、紙のナプキンを広げて防ぎ、ハネが収まってから食事開始です。

ご飯はお代わり無料でした。

黒毛和牛100%ハンバーグなので、お肉の味をしっかり味わうことができました。

ニサンザイ古墳

12:30

前方後円墳・墳丘長約290m(本来の墳丘長は300m以上で、全国第7位の規模になるそうです)

第18代・反正天皇の陵墓参考地

5世紀後半

仁徳天皇(第16代)陵古墳(大山古墳)

13;40

とにかく巨大でした。

日本最大の前方後円墳で「秦の始皇帝陵」「クフ王のピラミッド」と並び「世界三代墳墓」と称されています。

三重の濠を含めた全長は840mで徒歩で1周すると約3キロメートル、1時間かかります。

ディズニーシーと同じ位の面積だそうです。

拝所前におられたボランティアガイドさんに解説して頂き、写真を撮ってもらいました。

また、百舌鳥古墳群ビジターセンターを薦めていただき、古墳を上空から撮影した映像も見ることができました。

古墳の濠にはさまざまな野鳥や亀、歩道の脇にも花が植えられ、楽しい散策コースになっています。

百舌鳥古墳群ビジターセンター

14:25

開館時間 9:00〜18:00

休館日  年末年始

入館料  無料

シアター

約10分間の8K空撮映像や堺の歴史文化など、Canonさんの協賛の作品のようで、美しかったです。

展示コーナー・観光案内所

古墳群周遊ガイドブック古墳すごろくなどパンフレット類も充実していますので、まずここへ寄ってから、古墳めぐりに出発するのも良いかもしれません。

レンタサイクル貸し出しや手荷物預かりのサービスもあります。

物販コーナー

古墳グッズや堺の名産品も充実しています。

さかいラスク(黒糖くるみ)¥216

さかいクッキー(ココア)¥216

とっても美味しいのにお手頃価格です。

他にも可愛い古墳グッズが多数ありました。

堺市博物館

14:40

開館時間 9:30〜17:15(入館は16:30まで)

休館日  月曜日(祝・休日は開館)、年末年始

観覧料 一般¥200

この日は一部工事中の為¥100でした。

イオンのカードなど割引になるものがあると¥80でした。

仁徳天皇陵古墳の南側にある大仙公園の中にあります。

無料ゾーン

百舌鳥古墳群シアター

2種類の解説映像が見られます。

堺市茶室

日本庭園の中に茶室が2棟あり、お抹茶をいただくことができます。

1服¥500

発掘調査

前方部

明治5年(1872年)に風雨によって前方部前面の斜面が崩壊し、埋葬施設が露出しました。

その際の発掘調査での竪穴式石室と長持型石棺の絵図が残されていて、その絵からレプリカが制作され、展示されていました。

ミュージアムショップに長持型石棺のミニチュアが¥500で販売されていました。

その他、甲冑やガラスの杯と皿のレプリカも展示されていました。

堺市博物館公式キャラクター サカイタケルくん

後円部

最も重要な人物が埋葬されている後円部は盗掘されているのではないかともいわれていますが、詳細は不明です。

古代の海外との交流

ガラスの副葬品はペルシャとの交易も考えられますし、実際日本にペルシャ人が訪れていたようなので、今後の調査を期待したいですが、なかなか難しいのでしょうか。

レプリカの石棺のデザインも近未来的な感じで、石の加工技術の高さにも驚きました。ここにも海外の技術が導入されていそうです。

夕食

JR百舌鳥駅から三国ヶ丘駅まで1駅ですがJR阪和線で移動しました。

16:40

18:00に予約していましたが、電話をすると、予約時間を早めていただけました。

3・6・5 酒家

堺市堺区広陵中町4丁目4-32

TEL  072-240-1159

三国ヶ丘駅から徒歩1分

営業時間 15:00〜23:30(L.O23:00)

枝豆¥400と明太ポテトサラダ¥500

生ビール1杯¥190でした。

LINE友達登録すると1杯目は¥100引きでした。

鉄鍋餃子¥500

1日古墳巡りをした後のビールと餃子は格別です。

おしゃべりも盛り上がり、この後料理の写真ありません。

今回も酔いとトークと食べるのに夢中になってしまいました。

やみつき旨塩キャベツ¥300

エビとアボカドのジェノベーゼ風¥500

鶏唐揚げ¥400

チーズ鉄鍋餃子¥650

博多鉄板焼き肉¥650

ビール以外の飲み物も安かったので、追加でもう1杯ずつ飲みましたが、

一人、合計¥1,793でした。

18:00

この後、三国ヶ丘駅のDOUTORコーヒーで酔いを覚まして帰途につきました。

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