高野山 秋の関西1デイパス

和歌山

地図

秋の関西1デイパス 第2段

今回の目的地は和歌山県の高野山です。

滋賀から大阪の新今宮までJR。新今宮から南海高野線で極楽橋。極楽橋からケーブルカーで高野山まで。

山内の路線バス。が含まれています。

¥3,600

プラス根本大塔や霊宝館や金剛峯寺などの拝観料やお土産が割引きになりました。

前回は琵琶湖1周の予定が、台風で半周になってしまいましたが。

琵琶湖一周 多賀大社・長浜・木之本

早朝の出発

山科 6:00

11月初旬のこの時間は日の出前で、真っ暗です。

大阪 6:53 駅弁購入

御堂筋口の駅弁売り場で朝食を購入しました。

種類がいっぱいあって、悩みました。

新今宮 7:16

南海高野線

朝食

南海新今宮でのチケット引き換えに時間がかかり、電車を1本逃したので、電車待ちの間に朝食にしました。

でも通勤・通学時間帯で、電車内での食事は無理だったので、結果的に良かったです。

7:21

どちらも¥1,100です。

駅弁だけで、すでに満足してしまいました。

お酒を飲んだら、このまま帰ってもいいと思いそうです。

九度山駅

高野山まで約21km。九度山駅を過ぎた頃からだんだん山道になってきました。

以前の高野山は女人禁制だった為、弘法大師のお母さんは九度山の慈尊院で暮らしていました。弘法大師がお母さんに月に9度高野山から会いに来られたことから、九度山と名付けられたという説があるそうです。

六文銭

真田昌幸・幸村ゆかりの土地なので、駅は真田家の家紋で飾られていました。

高野線

どんどん山道を電車が登って行きます。民家もほとんどない所に駅があります。

南海高野線、恐るべし!

この列車旅だけでも来る価値ありです。

九度山から21kmでしたが、昔はこの山道を歩いて来るしか無かったと思うと、南海高野線に感謝です。

極楽橋

9:25

聖域と俗世の境界線が極楽橋だそうです。

ケーブル

9:30

南海高野線で山道を登ってきましたが、ケーブルではより急斜面になりました。

標高約800m。

火曜日でしたがほぼ満席です。

山内路線バス

1デイパスに山内路線バス代も含まれているので、乗り降り自由でしたが、本数は多くないので、時間の確認は重要です。

まずはケーブルの高野山駅前からバスで奥の院口バス停に向かいました。

広い高野山を1日では周りきれませんが、バスの中から、紅葉とたくさんの建造物を楽しみました。

東西5.5km,南北2.2kmの広さとの事です。

奥の院

今回は初めての高野山なので、奥の院壇上伽藍をメインに観光する予定にしました。

一の橋

10:00

一の橋を渡ると、弘法大師御廟までの間、約2キロ墓原が広がっています。

樹齢数百年の杉や檜の大木の間の石畳の参道の両脇に、20万基以上の苔むした墓石が並んでいる厳粛な雰囲気に目を奪われました。

有名な戦国武将のお墓は大変立派な作りです。

多田満仲供養塔

山内に現存する最も古い墳墓は清和源氏の名を高めた、多田満仲(源満仲)=(清和天皇から三代目)のものです。没年の997年からそう下がらないうちに、つくられたようです。

大江山の鬼退治で有名な源頼光のお父さんです。

戦国大名

武田信玄・勝頼上杉謙信のお墓は道を挟んですぐ近くにありました。

武田信玄・勝頼

上杉謙信

一の橋案内所

山内には何ヶ所か案内所があり、わかりやすい地図バスの時刻表お店の情報などが載っているパンフットをもらいました。

地図には主な歴史上の人物のお墓も載っているので、わかりやすかったです。

曽我兄弟・明智光秀・石田三成・伊達政宗などなど、時間が早かったおかげで、静かにゆっくり散策できました。

中の橋

10:40

中の橋を渡ると汗かき地蔵姿見の井戸があります。

姿見の井戸

井戸の中を覗き込んで、姿が映らなければ、3年以内の寿命であるといわれています。今回は無事映りました。

井戸の隣の汗かき地蔵様は衆生の身代わりになり、罪業の責め苦を受けていただいているありがたいお地蔵様です。

豊臣家墓所

豊臣秀吉や徳川家は高野山を手厚く保護した為かお墓も大きいです。

織田信長供養塔

織田信長明智光秀のお墓はかなり離れていました。

御廟橋

11:20

ここからは脱帽、撮影禁止です。

奥の院 弘法大師御廟

高野山全体が静かで穏やかな空気に包まれていますが、弘法大師御廟の前に来ると、より世俗とは離れた神聖な気持ちになりました。

即身成仏

生きながら仏になられた弘法大師には毎日食事が届けられます。

灯篭堂(拝殿)の手前で、食事を運んで来られた、僧侶とすれ違いました。

御朱印

御廟橋の手前の御供所で頂けます。

金剛峯寺

12:20

時間があれば金剛峯寺にも参拝したかったのですが、今回は前を通っただけです。

蛇腹路の紅葉

12:25

金剛峯寺から壇上伽藍への道の紅葉も見事でした。

壇上伽藍

高野山金剛峯寺は816年(弘仁7年)弘法大師によって創建されましたが、壇上伽藍から造営がはじまりました。

御朱印

根本大塔

12:40

伽藍の中心で、816年の創建当初から建築が始まり、887年頃完成しました。現在の建物は1937年の再建です。

塔の中には胎蔵大日如来を中央に巨大な立体曼荼羅が配置され、圧倒されます。

周囲に立つ16本の柱には堂本印象画伯が十六大菩薩を描いています。

拝観料¥500→2割引で¥400でした。

四度加行

山内を礼拝して回る専修学院の僧に会うことができました。

9月から12月初旬の「四度加行(しどけぎょう)」という修行で、毎日、壇上伽藍と奥の院を巡拝するそうです。

見所

根本大塔の立体曼荼羅に浸りきって、じっくり見た為、壇上伽藍全てをじっくり見ることができませんでした。

他にも国宝の不動堂・東塔・金堂・中門・西塔・三鈷の松など見所いっぱいです。

東塔

大門

13:45

高野山全体の紅葉が素晴らしかったですが、大門の周辺も大変綺麗でした。

高野山の総門で、現在の建物は1705年(宝永2年)の再建です。

昼食

大門のすぐ近くにあります。

つくも食堂

14:30

山菜釜飯 ¥1,400

とり釜飯 ¥1400

遅めの昼食ですが、次々とお客さんが来られていました。

胡麻豆腐も付いていて、釜飯もたっぷりで、満腹です。

ラップが置いてあったので、釜飯をおにぎりにして持ち帰る事ができそうです。

高野山名物のお菓子を食べるなら、釜飯を半分持ち帰っても良さそうです。

大門の近くにはカフェや胡麻豆腐のお店もあるので、併せて立ち寄るのも良いと思います。

初めての高野山

昼食の後、バスが無かったので、歩いて千手院橋まで戻り、お土産物屋さんを少し覗いた後、16:00頃下山しました。

霊宝館、金剛峯寺、多宝塔、徳川家霊台、女人堂などなど、見たい所はまだまだあるので、違う季節にまた、訪れたいです。

今回はお天気にも恵まれ、紅葉狩りにも最適な時期で大満足です。

夕食

18:40  なんばで夕食

もう一人の友人と難波で合流し、食事をしました。

イタリアン酒場 TWOSPOON、

生ハムのピザ、明太子のアヒージョ、ポテトサラダ、ソーセージの盛り合わせ、タコの唐揚げなども注文。

最後にスイーツで締めて、¥3000程大変リーズナブルでした。

ゆったりしたソファーでくつろいで食事をし、いっぱいおしゃべりをし、大変盛りだくさんな1日でした。

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