琵琶湖一周 多賀大社・長浜・木之本

滋賀

地図

秋の関西1デイパス

JR普通列車・近江鉄道全線1日乗り放題 ¥3,600を利用して、琵琶湖1周日帰り旅を計画しました。

しかし、大型台風の為、湖西線の近江今津ー近江塩津間が運休になり、今回は琵琶湖半周旅でした。

山科

7:37山科→8:24彦根  JR東海道山陽本線新快速 米原行

台風を避けるため、予定より50分早い電車に変更しました。

9:16彦根→9:33多賀  近江鉄道

今回、彦根では観光せず、乗り換えで通過するだけです。

彦根屏風のレプリカが駅に飾ってあり、綺麗だったのでパチリ。

近江鉄道

長年、滋賀に在住していながら、初めて近江鉄道に乗車しました。

2両編成のかわいい列車です。

多賀大社前駅の一駅前のスクリーン駅は従業員の通勤用に設置された駅なので、私たち以外は全員下車され、貸切状態になりました。

因みにスクリーンホールディングスさんは半導体などの製造をされている会社だそうです。

多賀

多賀駅に併設されている、観光案内所には地図やパンフレットが充実していたので、色々もらいました。

次回の参考にします。

多賀駅を出ると目の前に鳥居が見えます。

多賀大社

御祭神

伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)

伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)

『古事記』によりますと、天地が初めて生まれて、高天原(たかまのはら)に天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)が現れます。天之御中主神から次々と現れた5柱の神々を「別天神」(ことあまつかみ)と呼び、その後、現われた十二柱の神々を「神世七代」(かみよのななよ)と呼びます。

一代、二代までは男女の区別のない「独神」(ひとりがみ)ですが、3代目からは兄と妹の組み合わせの神々になります。その最後の7代目が兄神の伊邪那岐大神と妹神の伊邪那美大神です。

国産み・神産み

伊邪那岐大神と伊邪那美大神は天つ神たちに国産みと神産みを命じられ、地上に降り立ちます。

そして、淡路島をはじめ、日本の国土となる島々を産み、神々も産んでいきますが、火の神・火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)を産んだ時、火傷で死んでしまいます。

黄泉国

伊邪那岐大神は黄泉の国へ、伊邪那美大神を連れ戻しに行きますが、変わり果てた伊邪那美大神の姿を見てしまい、逃げ帰ります。

汚れた体を清める為、禊をし、左目を洗うと天照大神が、右目を洗うと月読尊が、鼻を洗うと素戔嗚尊が生まれました。

古事記ではその後、近江の多賀に鎮まったと伝えますが、諸説あります。

御神徳

延命長寿・縁結び

太閤秀吉

母・大政所の病気平癒を祈願し、米・1万石を奉納し、造られました。

太閤橋

早めに到着できたのと、台風の影響で、参拝者が少なかったので、橋を渡ることができました。

かなりの傾斜で、ほとんど這うように登り、座りながら降りました。

奥書院庭園 ¥300

 

桃山文化だからか、秀吉の好みなのか、豪華な襖絵です。

御朱印

 

多賀信仰

お多賀さんへは月参り

「お伊勢七度 熊野へ三度 お多賀様へは月参り 」と謳われてきました。

パンフレットの写真で見る、年間を通して行われる例祭はどれも、大規模で、美しく、毎年200万人の参拝者があるというのも、うなずけます。

長浜

10:17多賀 →  11:10長浜

黒壁スクエア

以前、長浜を訪れたのは随分前だったので、街並みも新しくなり、びっくりです。

マンホールが千成瓢箪でした。

ランチ

11:50

笑楽屋 ごち

近江牛 ハーフセット(近江牛ステーキ丼+近江牛蕎麦+サラダ)¥1860

朝が早くて、お腹が空いていたので、やはりお肉にしました。

ステーキ丼のお肉は柔らかく、ちょうど良い大きさにカットされていて食べやすく、ワサビを乗せてさっぱり頂きました。

お蕎麦は出汁に氷が浮かんだ冷たいものでしたが、蒸し暑いこの日にはピッタリでした。

豊國神社

12:20

御祭神

豊臣秀吉公、加藤清正公、木村長門守公、恵比寿宮

徳川政権下、表向きは恵比寿宮でしたが、秀吉公の遺徳を偲んで、町衆が奥に秀吉公の神霊を祀っていました。

ソフトクリーム

12:40

長浜散策の最後に黒壁スクエアの隣の「96CAFE」ソフトクリーム¥400を食べました。

 

駅前の秀吉と三成の出逢いの像の写真を撮って長浜を後にしました。

木之本

13:11長浜 → 13:25木之本

木之本宿

北国街道と北国脇往還が交わる宿場町です。

旅人と木之本のお地蔵さんの参拝客で賑わいました。

駅の観光案内所で「木之本まちあるきMAP」をもらって散策に。

木之本地蔵院

天武天皇の時代難波の浦にご本尊が流れ着き、その後帝の命により、奈良薬師寺の祚蓮上人(それんしょうにん)が有縁の地を求め諸国を行脚し、木之本の柳の木の本に下ろしたところ、そこから動こうとされず、あたり一面、光明に包まれ、その光によって病が治り、災難が消えた為、そこに伽藍を建立されたのが始まりだそうです。

また、身代わり蛙が片目をつむって暮らし、眼病患者が治癒するよう願をかけていると言われて、信仰を集めています。

御朱印

ご戒壇巡り

本堂の下にある、漆黒の闇の回廊を真言を唱えながら歩き、錠前に触れる事ができます。

錠前はご本尊の手と五色の紐で結ばれています。

これまで積み重ねてきた罪を取り除く為の精神修養です。

回廊の長さは31間(56.7m)です。かなり長く感じました。

料金¥300

つるやパン  木之本 本店

サラダパンでお馴染みのつるやパンの本店が、木之本地蔵院のすぐ近くにあります。

しかし、実は今まで食べたことがなかったので、今回は気合を入れて、購入しました。

サラダパンの他にもたくさん種類があって、悩みました。どれも美味しそう!

また、サラダパンのデザインのTシャツやエコバックなどグッズも販売されていて、レトロな可愛いさです。

木之本駅

ふれあいステーションおかん

観光案内所と小さめの道の駅という感じです。

台風の影響で、かなりの強風が吹いてきて、閉店されたお店も多かったので、コーヒーを購入し、つるやパンで購入したサラダパンを食べて、休憩しました。無花果はお土産です。野菜なども販売されていて、お安かったです。

初、サラダパン。あきの来ない味と、ちょうど良い感じの柔らかさのコッペパンで、また食べたくなりそうです。

秋の関西1デイパスを利用して

この日は最高気温34℃と暑い日だったので、電車に乗って車窓から眺める旅は快適でした。

なるべく、無駄がないように、駅前に観光名所がある街を選びましたが、もう少し足を伸ばしてそれぞれの街をゆっくり観てみたい場所ばかりでした。

現地で集めた観光パンフレットにはおすすめポイントが満載なので、次回の参考になりました。

このチケットで高野山有馬温泉にも行けるので、近いうちにまた利用してみたいと思いました。

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