<ならまち>陶芸 電動ろくろ体験・庚申堂・誕生寺(中将姫)

奈良

地図

 

蒸し暑い季節になってきたので、今回は屋内での体験ものに挑戦してみました。

近鉄奈良駅

10:11

ランチ

11:00

大雨ではないですが、傘を差してならまちへランチに向かいました。

Cafe 春

奈良市毘沙門町3-1

営業時間11:00〜15:00

定休日 水曜日

間口は狭めですが、うなぎの寝所状の奥行きが広いお店です。

ランチメニューもカフェメニューも充実してます。

開店とほぼ同時の入店だったのと、雨天だったので、一番奥のゆったりしたソファの席に座れました。

土鍋の蓋からエビがのぞいていて、ワクワクです。

海老焼きカレー + 珈琲 =¥2,035

煮込みハンバーグセット + ドリンク = ¥2,255

 

食後にお茶を飲みながら、少し暗めの店内でゆっくりしました。

雨の日に古民家カフェでのんびりおしゃべりもいい感じです。

ならまち散策 ①

12:35

陶芸体験は13時に予約したので、時間まで食後の散歩をして、教室に向かいました。

庚申堂

奈良市西新家町

近鉄奈良駅から徒歩15分

文武天皇の御代(700年)疫病が流行し、元興寺の高僧が祈祷したところ、青面金剛が現れ疫病を払って

くださったそうです。

青面(しょうめん)金剛

中国の道教思想に由来の神様です。

庚申待

道教では人間の体内に三尸(さんし)という3種類の悪い虫が棲み、睡眠中にその人の悪事を神様に報告するそうです。

その為、三尸が活動するという庚申の日(60日に1度)は徹夜で過ごすという風習がありました。

先日放送の大河ドラマ「光る君へ」でも貴族達が徹夜するシーンが描かれていました。

身代わり申

庚申さんのお使いの猿を型どった魔除けのお守りは奈良町の家の軒先にぶら下がっています。

御霊神社

奈良市薬師堂町24番地

 

創祀

延暦19年(800年)第50代桓武天皇の勅命により創祀されました。

御祭神

本殿

主祭神 井上皇后 第45代聖武天皇の第一皇女。母・犬養広刀自。伊勢斎王。第49代光仁天皇の皇后。他部親王の母。

772年光仁天皇を呪詛したとして、皇后を廃され、他部親王も皇太子を廃され、翌年には難波内親王(光仁天皇の同母姉)も呪詛し殺害したとされ、2年後幽閉先で他部親王と共に亡くなりました。

    他戸(おさべ)親王(桓武天皇の異母弟) 他戸親王が皇太子を廃された後、山部親王(後の桓武天皇)が立太子しました。

    事代主

西神殿

祭神  伊豫親王

    橘逸勢

    文室宮田麿

東神殿 

祭神  早良親王 桓武天皇の同母弟。藤原種継の暗殺に関与したとされ、絶食し、淡路国に配流される途中に亡くなりました。

    藤原広嗣

    藤原大夫人(吉子) 父・藤原南家・藤原是公、桓武天皇・夫人。伊豫親王の母。

藤原北家・藤原宗成に謀反の疑いをかけられ、伊豫親王と共に幽閉され、自害しました。

 

陶芸体験

13:00

万葉陶芸教室

奈良市十輪院町21

 

電動ろくろ体験コース

¥3,850 体験代と1点焼いてもらえます + ¥1,000(追加料金)

一通りの工程を解説していただき、早速制作に入ります。

既に機械でいい感じの土になっています。

 

いくつか作った中から、焼いてもらうものを選びます。

追加料金¥1,000でそれぞれ2点づつ焼いてもらいました。

作品

約1ヶ月後に焼き上がってきました。

ある程度作品が溜まってから焼くので、2週間から1ヶ月位かかります。

初・陶芸作品はミニ一輪挿し二点。

ほとんど、手伝ってもらいましたが。

友人達は才能があるようで、自力で綺麗な形になっています。

 

釉薬の色は5タイプから好きな色を選びました。

初の体験ものは楽しかったので、これからも色々と挑戦していきたいです。

ならまち散策 ②

雨も止んできたので、夕食までならまちを散策しつつ、近鉄奈良駅方面に向かいます。

ならまち

元興寺の旧境内を中心とする地域です。

奈良町資料館

15:00

奈良市西新屋町14-3

雨で、観光客がほとんどいなかったので、館長さんがたくさん説明してくださり、奈良町のオススメ情報などもゲット出来ました。

電気ポットの昔バンです。

右から「たのもう」と読むそうです。

真ん中の丸く凹んでいる所をたたいて、来訪を伝えます。

館内に飾ってある看板など、ほとんどダジャレでした。

中将姫

父・藤原豊成

左大臣・藤原武智麻呂の長男。祖父は藤原不比等。官位は従一位、右大臣。

中将姫伝説

幼くして実母を亡くした姫は母の為、読経と写経を始めました。

しかし、父が迎えた継母は聡明な姫を妬み、命を狙うまでになり、姫は宇陀の山中に隠れ住みました。

中将湯

ツムラの創業者の母の実家が逃亡中の中将姫を匿った御礼に製法を教えられ、代々伝えられてきたそうです。

それをもとに津村順天堂が開発した婦人保健薬で、副産物として入浴剤バスクリンも開発されたそうです。

當麻寺荼羅

観音菩薩の導きで一夜にして當麻寺本堂の本尊・當麻寺曼荼羅を織り上げたなど様々な伝説が残っています。

安養寺

奈良市鳴川町29

中将姫が開基のお寺です。

徳融寺

奈良市鳴川町25

父・豊成の邸宅があり、中将姫が幼少期を過ごした場所です。

誕生寺

奈良市三棟町2

天平19年(747年)中将姫誕生の地です。

井上神社

奈良市井上町17

御祭神

井上内親王

他戸親王

創祀

延暦19年(800年)第50代桓武天皇の勅命により創祀されました。

崇道天皇社

奈良市西紀寺町40番地

御祭神

早良親王

早良親王の死後、桓武天皇の第一皇子の皇太子・安殿(あて)親王が発病、桓武天皇と早良親王の生母・高野新笠が病死。疫病の流行、洪水などが相次ぎます。

延暦17年(798年)祟りを恐れた桓武天皇は遺骸を配流地の淡路から大和国八島陵に移し、手厚く埋葬。

延暦19年(800年)早良親王を崇道天皇に追称。

 

創建

桓武天皇の崩御後、第51代・平城天皇に即位した安殿皇太子は父の志を継ぎ、崇道天皇の霊を紀寺の里に祀りました。

本殿は桃山時代に建てられたとされる、春日大社の若宮社を1623年に移築したものです。

3つの神社

奈良の町の南の出入口として3つの街道があり、疫病の侵入を防ぐためにそれぞれの街道に造営されました。

上つ道 崇道天皇社

中つ道 御霊神社

下つ道 井上神社

猿田彦神社 (道祖神社)

奈良市今御門町1

近鉄奈良駅から徒歩8分

御祭神

猿田彦命

天孫降臨の際に、天照大神に遣わされた邇邇芸命(ににぎのみこと)を道案内した国津神です。

市寸島(いちきしま)姫命

天照大神と須佐之男命が誓約(うけい)を行った際に生まれた宗方三女神の内の一柱です。

創建

第51代・平城天皇の御代に、元興寺境内に創祀されました。

度々の火災により現在は小さな祠になっています。

塞の神(陽石)

勝負の守護神です。

道祖王(ふなどおう/ふなどのおおきみ)

第40代・天武天皇の孫で、新田部親王の子。第46代孝謙天皇の皇太子に立てられますが、橘奈良麻呂の乱に連座し、拷問を受けて獄死しています。

一説には無実だったため、怨霊を恐れて祀られたともいわれています。

中将姫

中将姫の父・藤原豊成はこの時右大臣で、最高責任者として対策を怠ったと一旦、左遷されています。

元興寺

日本最初の本格的伽藍の法興寺(飛鳥寺)が平城遷都にともなって、蘇我氏寺から官大寺に性格を変え、新築移転されたお寺です。

今回訪れた、怨霊封じの神社が元興寺に集まっているのはやはり必然なんでしょうか。

前回訪れた、京都の御霊神社は出雲寺にありました。

今の怨霊を前の怨霊で封じるという手法なのかもしれません。

率川(いさがわ)地蔵尊

奈良市元林院町18

猿沢池の南端の島嘉橋(しまかばし)から見えます。

護岸工事の際に大量に見つかったお地蔵様が率川の舟形の中洲に並んでいます。

アンフルール

奈良市井上町5-1

近鉄奈良駅から徒歩17分

営業時間 9:30〜17:30

定休日  木曜日

可愛い紙の雑貨がいっぱいのお店です。

夕食

17:15

やまと庵

奈良市東向中町4 2F

近鉄奈良駅 徒歩1分

ランチ   11:30〜15:00 (L.O.14:30)

ディナー  17:00〜23:00(L.O.22:00 ドリンクL.O.22:30)

 

生中と突き出しで、カンパーイ!

結局、今回も結構歩いたので、ビールが美味しいです。

刺身5種盛り ¥1,580

大和丸なすの揚げ出し ¥480

奈良風チキン南蛮 ¥780

 

ざる豆腐(冷)¥580

ヤマトポークのとろとろ釜飯 ¥1,280

麦焼酎 銀の水ブラック (ロック)¥530

釜飯の残り半分はだし茶漬けにしました。

春鹿 超辛口 純米酒 0.5合 ¥480

1人あたり¥3,050でした。

ランチも美味しそうでした。

お土産

大仏プリン本舗

地酒 ¥450

カスタード ¥440

近鉄奈良駅のお店は既に閉店していたので、大和西大寺駅で乗り換えの際に一階上がった、改札内のお店で購入しました。

改札内にお店が沢山あって便利な駅です。

今回も友人からお土産頂きました。

ねこの栞九州のあまおうドーナツです。

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