地図
この日は午後から能「蝉丸」を観る為、午前中に蝉丸神社に参拝に行きました。
蝉丸神社は2022年の5月にも参拝しました。
蝉丸神社
10：40
京阪大谷駅から徒歩2分です。
創祀
天慶9年（946年）です。
御祭神
猿田彦命
江戸時代・万治3年（1660年）現在の社が建立された際に、街道の守護神である猿田彦命を合祀しました。
蝉丸大神
御朱印
この御朱印は前回参拝した際に三井寺の近くの三尾神社でいただいたものです。
本殿
拝殿
国道1号線沿いに上社、国道161号線沿いに下社が点在していますが徒歩20分程なので、歩いて向かいました。
歩道が片側だけになっている箇所がある為、横断歩道があれば渡っておかないといけません。
交通量はかなり多いです。
鰻尽くし
10：55
既にかねよさんの前には行列が。
うなぎの顔出しパネル・道路標識・飛び出し坊やがそろっていました。
関蝉丸神社 上社
11：05
大津市逢坂一丁目20
桜と赤い鳥居が綺麗でした。
御祭神
猿田彦命…天孫降臨の際に、邇邇芸命（ににぎのみこと）を道案内したことから、道の神・旅人の神とされるようになりました。
創祀
弘仁13年（822年）小野岑守が創建したとされます。
逢坂山は京都と滋賀・琵琶湖の境にあり、古くから交通の要衝として栄えていました。その為、旅人の守護神である猿田彦命を上社に、海神の娘の豊玉姫命を下社にお祀りされたようです。
御朱印
上社と下社の御朱印は滋賀県神社庁でいただけるようです。
＊大津市小関町3-26
上栄町駅から徒歩7分 長等公園の前にあります。
上社ではガイドさんと一緒に団体旅行の方々が参拝されていました。紛れて説明が聞けました。
関蝉丸神社 下社
11：50
大津市逢坂一丁目15-6
京阪 上栄町駅から徒歩10分
神社の参道を京阪電車が横切るという珍しい神社です。
御祭神
豊玉姫命（神武天皇の祖母、玉依姫命の姉）
蝉丸大神
豊玉姫命
海の神（綿津見神）の娘です。
邇邇芸命の息子の火遠理命（ほおりのみこと）こと山幸彦と結婚し、波限建鵜葺草不合命（なぎさたけうかやぶきあえずのみこと）を産みます。
その子が叔母の玉依姫命と結婚し、初代神武天皇が生まれます。
関清水神社
貴船神社
境内には水に関わる神様が祀られています。
蝉丸
平安前期の歌人で、盲目ながら琵琶の名手の蝉丸は逢坂山に庵を結び、没後、歌舞音曲・芸能の祖神として崇められ、上・下両社へ合祀されました。
蝉丸の本名・血筋・生没年は不詳です。
第59代宇多天皇の皇子・敦実親王の雑色（蔵人の職位のひとつ）、第58代光孝天皇の皇子など諸説あります。
本殿
拝殿
芸能の神様・蝉丸が祀られている神社の為、この拝殿では色々な芸能が奉納されます。
昼食
13：35
この日は土曜日で会社がお休みの為か、お休みのお店が多く、ランチ難民になりました。
Inti
大津市立市民文化会館１階
なんとかギリギリ入店し、カレーを流し込みました。
美味しかったので、ゆっくり味わえず残念でした。
牛すじカレー￥1、050
能 「蝉丸」
大津市伝統芸能会館
開館三十周年記念公演 第1回 特別企画 近江の能
大津市園城寺町246-24
京阪電車石坂線「大津市役所前」駅から南へ約400m
開場13：30
開演14：00
入場料 前売り S席￥5,500 A席￥5,000（当日 各￥500増）
席
今回は脇のA席でしたが、前から2番目だったので、見やすかったです。
いつもと同じ頃にチケットを購入しましたが、残席は少なかったです。
お話
14：00〜14：30
歌人 林 和清
蝉丸
百人一首
これやこの 行くもかえるも わかれては しるもしらぬも 逢坂のせき
今昔物語
蝉丸は第59代・宇多天皇（867〜931年）の皇子・敦実親王に仕える雑色で、琵琶の名手となり、逢坂の関に庵を結び、隠遁生活をしていた。
第60代・醍醐天皇の皇子・克明親王の子で弦楽の道に秀でた源博雅が蝉丸のことを知り…。
本編
14：50
蝉丸 浦部 幸裕
逆髪 吉浪 壽晃
輿舁 （こしを担ぐ役人） 岡 充 、有馬 治彦
博雅三位 茂山 忠三郎
作者
世阿弥 四番目物
能 「蝉丸」
蝉丸は醍醐天皇の第四皇子ですが、盲目のため山中に捨てられ、同じように捨てられた姉・逆髪と出会うという因縁話を加えて作られたのが、世阿弥作の能「蝉丸」です。
逢坂の関の清水に影見えて今やひくらむ望月の駒 紀貫之
世の中はとてもかくても同じこと宮もわら屋もはてしなければ 蝉丸
逆髪
文字通り、生まれつき髪が逆立って生えているため、都をさまよい出て逢坂山にたどり着き、蝉丸と再開します。
テーマはその辺りですが、深くは理解できませんでした。
ゆっくり考えたいです。
醍醐天皇
現在に至るまで臣籍の身分として生まれた唯一の天皇で、はじめ源維城といいました。父・宇多天皇の即位とともに皇族に列し、親王宣言ののちに敦仁親王に改めました。
この辺りも上と下が逆になるというテーマにかかわるのでしょうか。
34年の治世の間、摂関を置かずに形式上は親政を行って数々の業績を収め、「延喜の治」と謳われます。
唯一のキズが菅原道真を太宰府に左遷した「昌泰の変」とのことです。
夕食
17：15
酒菜わをん
大津市桜野町2丁目5-8ボナール由建１階
大津京駅から徒歩2分
私たちの後ですぐに満席になりました。
お造り新鮮で美味しかったです。
どのお料理もひと工夫されていて、楽しめました。
グリルしたほうれん草に刻んだ山芋と玉子をかけていただきました。
今年の3月に行った「竹生嶋」がありました。
海鮮ユッケ丼
昼食が慌ただしかった分、夕食はゆっくり美味しい料理を楽しみました。
ランチも来てみたいお店です。
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