石上神宮・大和神社・率川神社

奈良

地図①

 

以前から訪れたかった石上神宮と山辺の道を少し散策してきました。

近鉄京都駅

8:47   近鉄京都線急行・大和西大寺行  3番線 ¥910

9:28   大和西大寺  近鉄橿原線急行・天理行  2番線

近鉄天理駅

地図②

9:45

近鉄天理駅JR天理駅は同じ駅舎で並んでいます。

天理駅前広場コフフン

カフェや観光案所などおしゃれな空間です。

市内に1600基ほどある古墳がモチーフになっています。

なら歴史芸術文化村 直行デマンドシャトルバス

近鉄・JR天理駅⇄なら歴史芸術文化村 ¥300

運行期間 2022年6月1日〜2024年3月31日

※月曜日(祝日の場合翌平日)及び12月28日〜1月4日は運休

こちらも便利ですが、先に石上神宮へ向かう為、タクシーを利用しました。

徒歩

登り坂の為、行きはタクシー(¥1,400位)で、帰りは徒歩にしました。

石上神宮

10:10

武門の棟梁・物部氏の総氏神で日本最古の神社の一つです。

御祭神

布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)

大和国攻略に苦戦していた神武天皇が熊野の高倉下(たかくらじ)を介して建御雷神(たけみかづちのかみ)から与えられた剣で苦境を脱しました。

布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)

神武天皇より先に天降った饒速日命(にぎはやひのみこと)が携えてきた十種神宝(とくさのかんだから)

布都斯御魂大神(ふつしみたまのおおかみ)

素戔嗚尊が八岐大蛇(やまたのおろち)退治に使った十握剣(とつかのつるぎ)

配祀神

五十瓊敷命(いにしきのみこと)

第11代垂仁天皇の皇子。

宇摩志麻治命(うましまじのみこと)

物部氏の遠祖で、十種神宝を用いて、天皇の鎮魂を行なったと伝えられています。

父は饒速日命です。

白河天皇

市川臣命(いちかわおみのみこと)

創建

第十代崇神天皇七年に現在地布留の高庭に祀られました。

当初は本殿は無く、拝殿後方の禁足地に主祭神の剣などが埋斎されていました。

御朱印

柿本人麻呂

「未通女等(おとめら)が 袖布留(そでふる)山の 瑞垣(みずがき)の 久しき時ゆ 思いきわれは」

布留山の石上神宮の杜のたどってきた長い年月のように僕も長い時間を君に恋してきた

柿本氏

第5代孝昭天皇を始祖とする和邇氏に繋がる家系です。

柿本人麻呂は持統天皇・文武天皇に仕え、天理の隣の櫟本(いちのもと)で生まれたと伝えられています。

大鳥居

30年くらい前から飼われているそうです。

スマホを向けると、ポーズを取ってくれます。

鏡池

奈良県指定天然記念物の淡水魚・ワタカが生息しています。

全長30cmくらいのコイ科の魚だそうです。

楼門(重要文化財)鎌倉時代

 

拝殿(国宝)

平安時代後期、宮中で新嘗祭などに使用していた神嘉殿を永保1年(1081年)白河天皇が寄進した物です。

禁足地

「石上布留高庭(いそのかみふるのたかにわ)」「御本地(ごほんち)」「神籬(ひもろぎ)」などと呼び、祭祀の場所としてきました。

「布留社」と刻まれた剣先状石瑞垣で囲まれています。

明治七年に禁足地が発掘され、御神体として大正二年に本殿が造営されました。

神庫(ほくら)

禁足地の中に本殿と共に建っています。

七支刀(国宝)

剣の左右に3本ずつ小剣が段違いに付き、表裏には金象嵌で銘文が記されています。

銘文の年号泰和四年(369年)→太和は中国東晋の年号で『日本書紀』神功皇后49年の「百済の肖古王と皇子貴子(きす)が倭に忠誠を誓い、七枝刀(ななつさやのたち)と七子鏡(ななこのかがみ)など重宝を献上した」という記事に対応させるのが通説とされています。

摂社 出雲武雄神社

古事記

倭建命(日本武尊)  VS  出雲建(出雲武雄)

景行天皇の命で筑紫の熊襲建(くまそたける)を討伐した帰途、出雲でも出雲建を倒しました。

拝殿(国宝)

鎌倉時代の建築で、石上神宮の神宮寺・内山永久寺の遺構が移築されました。

永久寺は明治の廃仏毀釈で50以上の堂塔が並ぶ大伽藍が破却され、貴重な仏像や仏典も国内外に散逸したそうです。

末社 猿田彦神社

出雲建神社の隣に祀られています。

末社 神田神社(こうだじんじゃ)

神武天皇東征の際、熊野であやうい所、高天原から下された神剣・布都御魂(ふつのみたま)を届けた高倉下命(たかくらじのみこと)が祀られています。

残念ながら今回、お参りできませんでした。

神宮外苑公園入口に祀られています。

ランチ

山辺の道を通って、徒歩でなら歴史芸術文化村へ。

この時間はまだ歩いていて気持ちの良い気温でした。

道の駅 「なら歴史芸術文化村」

奈良名産レストラン&CAFE まるかつ

11:55

ヒレかつ定食¥1,660

柔らかくてジューシーなお肉と15穀米の組み合わせバッチリです。(白米もえらべます)

*ごはん・キャベツ・しじみ汁のおかわり自由

ヤマトポーク ロースかつ定食¥1,750

よりジューシーなヤマトポークのロースかつです。

えびフライヒレかつ定食¥1,710

大きなエビは満足感があります。

この他、パンやスイーツも美味しそうでした。

文化財修復・展示棟

1階とB1階では実際に修復作業をされていました。

勾玉や銅鏡の製作体験も定期的に実施されています。

七支刀(しちしとう)復元

石上神宮で本物を見ることはできませんでしたが、こちらで、作成された時の状態を見ることができて、良かったです。

アートの展示も。

地元の野菜やお菓子や工芸品などお土産も充実していました。

観光案内所も兼ねています。

徒歩で天理駅へ

13:50

天理教教会本部前

快晴でかなり暑かったです。

日陰を求めて、この先の三島本通商店街のアーケードに向かいました。

登酒店

清酒発祥の地、奈良のお土産はやはりお酒ということで、天理駅近くの酒屋さんへ。

充実した品揃えに加えて、かなりのお酒の試飲が可能です。電車で行く事をお勧めします。

天理駅から徒歩5分ほどです。

風の森 秋津穂 657

ワンランク上の風の森も試飲させてもらいましたが、こちらも美味しかったので、コスパの良い657を購入しました。

タクシー

JR天理駅と長柄駅は隣の駅なのですが、この時間帯は1時間に1本しか電車がないので、タクシーで向かいました。約¥1800でした。

大和神社(おおやまとじんじゃ)

15:00

石上神宮へ行く際に乗ったタクシーの運転手さんおすすめの大和神社へ。

社殿は43ヘクタールの神域に鎮座しています。

東京ドーム10個分より少し小さい位でしょうか?

御祭神

日本大国魂大神(やまとおおくにたまのおおかみ)

八千戈大神(やちほこのおおかみ)

日本大国魂大神=八千戈大神=大国主命

御年大神(みとしのおおかみ)・・・穀物およびその収穫をつかさどる神

創建

日本大国魂大神天照大神と共に第五代孝昭天皇によって、宮中内に祀られました。

しかし、第十代崇神天皇が神威をおそれて、天照大神を皇女・豊鍬入姫(とよすきいりひめ)をして、倭の笠縫邑に。その後第十一代垂仁天皇皇女・倭姫命が引き継ぎ諸国を巡り、最終的に伊勢に祀られました。

日本大国魂大神は皇女・淳名城入姫(ぬなきいりひめ)によって倭の市磯邑(いちしのむら)に移され創建されました。その後、神武天皇の功臣・椎根津彦(しいねつひこ)の子孫や同族の市磯氏が祀ってきたそうです。

御朱印

戦艦大和

海上交通の神でもあり、戦艦大和の館内に守護神として分霊され祀られていました。

境内の祖霊社に乗組員の方々が合祀されています。

一の鳥居

運転手さんは一の鳥居から本殿までの距離と戦艦大和の全長263mが同じ長さとも、おっしゃっていました。

ヤマトの巨大さを実感しました。ここから本殿遠いです。

JR万葉まほろば線 長柄(ながら)駅

15:50 大和神社から長柄駅までは徒歩8分程です。

16:07 近鉄天理線・平端行

16:36 近鉄奈良駅

率川神社(いさがわじんじゃ)

地図③

 

16:45

近鉄奈良駅から徒歩7分程です。

大神神社(おおみわじんじゃ)の摂社です。

御祭神

姫蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)

初代神武天皇・皇后

三枝祭(さいくささい)

6月17日に行われる別名「ゆり祭」では2000本もの笹ゆりが飾られ、笹ゆりを手にした巫女による神楽が舞われます。

夕食

17:00

大和酒彩 しゅん坊

近鉄奈良駅から260m

三条通とやすらぎの道交差点すぐ(徒歩3分)

率川神社の手前にあります。

営業時間 17:00〜24:00

定休日 不定休

柳生にある養鶏場で育てられた地鶏の専門店です。

まずはビールで乾杯。

 

ももたたき(ポン酢)¥890

この他、

ミックス炙り焼き¥790

鶏皮唐揚げ¥580

だし巻きたまご¥600

大和野菜のせいろ蒸し小¥980もいただきました。

 

3種のきき酒セット¥1,000

3人でそれぞれ好きなものを選択、9種類のお酒のきき酒をしてみました。

スッキリタイプから、濃厚な物まで。どれも美味しかったです。

三輪そうめん(温・冷)¥480

締めはやっぱり素麺で。

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