古事記 完全講義  学研 竹田恒泰 著

2月11日 建国記念日

今日は初代天皇、神武天皇の即位日である為、休日です。

そこで以前読んだ古事記の本について書いてみようと思いました。

挫折

十年ほど前に、講談社学術文庫から出ている『古事記(上)全訳註』を10ページほどで挫折しました。

全3巻の文庫本で1冊は1センチ程の厚さなので、通勤の間で読めると思ったのですが、甘かったです。

テレビで紹介

数年後、テレビでこの本が紹介されていて、リベンジ。

古事記はもちろん、古代史の知識ほぼゼロの私でも、面白く読めました。

講義を文字に起こす

註や解説がないため、そのまま読み続けられます。

でも、例え話もわかりやすいですし、時代背景の説明なども楽しく解説されています。

唯一の難点

古事記の講義を1冊にまとめられているため、厚さが3センチほどある事だけが、難点です。

持ち歩きには、不向きです。

古代史に興味が湧く

山口県に都

倭健命(ヤマトタケルノミコト)の子供、仲哀天皇は都を山口県に。九州の熊襲と戦うためだったようです。

山口県に都があったなんて知りませんでした。

しかし、仲哀天皇は神の怒りをかって亡くなり、神功皇后が代わりに新羅遠征に行くという展開に。

継体天皇

最近、皇位継承者不足問題で、継体天皇の即位についても、テレビ等で見かけます。この辺りのニュースも古事記を読んでいるとわかりやすいです。

エピソード満載

どの神も天皇もエピソード満載で、面白いです。

そして美女が大好き!毎回親子や兄弟で争います。

歴史書として面白い

以前は「古事記」は作られたお話。というイメージでしたが、この本を読んだ後は歴史書として、興味がわきました。

もちろん、歴史全てが書かれているわけではないでしょうが、嘘ばかりではないと感じました。

歴史ミステリー・神社巡りのお供に

神様や天皇家だけでなく、古代の豪族や外国も絡み、とても楽しめます。

古事記を知らなくて、今まで損をした気分でした。

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